装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルは、1986年夏にリリースされたサンライズ制作のova作品。
装甲騎兵ボトムズ本編中のサブエピソードとなっており、時間軸的にはテレビアニメ最終話のクエント消滅から、コールドスリープに入るまでのお話になります。
あらすじ・内容解説
惑星クエント消滅後、キリコたちはニュートラルシティのア・コバへ流れ着いていた。だが、ヂヂリウムの禁断症状に陥っていたフィアナが、何者かに連れ去られてしまう。バララント製PSニーバとのバトリングをキリコに強要しようという、マッチメーカー・チェロキーの仕業であった。
キリコはフィアナを取り戻すため、バトリングを受け入れた。チェロキーの注文に従い、ATの肩を赤く染め上げるキリコ。それは、あの忌まわしきレッドショルダーであった頃の戦闘マシンに徹しようという、キリコの決意である。
だが、奇しくもニーバの正体は、かつてレッドショルダーの蛮行によって肉体を失った兵士であった。ニーバはおのれを地上戦艦の制御中枢として組み込み、バトリングに挑む。地上戦艦対AT、世紀のビッグバトルが始まった──!
引用:公式サイト
キャスト・スタッフ
キャスト
キリコ:郷田ほづみ
ゴウト:富田耕生
バニラ:千葉 繁
ココナ:川浪葉子
フィアナ:弥永和子
ル・シャッコ:政宗一成
ロッチナ:銀河万丈
ニーバ:広瀬正志
チェロキー:北村弘一
ジェル:徳丸 完
トムス:辻村真人
将校:二又一成
技術者A:島田 敏
技術者B:田口昴志
男A:稲葉 実
男B:福士秀樹
男C:小出和明
スタッフ
脚本:はままさのり
キャラクターデザイン:塩山紀生
メカニカルデザイン:大河原邦男
音楽:乾 裕樹
登場ロボット
ATM-09-ST スコープドッグ/SCOPEDOG
メルキアが開発したギルガメス軍の正式主力ATで、百年戦争中、もっとも多く生産された機体である。降着機構、アームパンチ、グライディングホイールなどを装備し、高い汎用性を備えているためにさまざまな派生型が存在する。頭部の3つのレンズはそれぞれ標準ズーム、精密照準、広角となっており、パイロットにゴーグルを通して視覚情報が直接伝達される仕組みとなっている。
引用:公式サイト
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルでは、アーマードトルーパー(以下AT)と呼ばれる人型機動兵器が登場します。実在する兵器を現実的な範囲で人型にしたデザインをしており、いわゆるスーパーロボット系にある謎のパワーで動いたり、動力の不明なレーザーやビームを使用しないロボットになります。
武装はミサイルやマシンガン、ライフルなどの実弾兵器が多く、リアリティ重視のバトルシーンが見どころです。
主人公のキリコが搭乗するATは、スコープドッグというボトムズシリーズの顔とも言うべき機体で、作中ではそのほかにも様々なATに乗り継ぎます。
作品としての評価はもちろん、ロボットとしても非常に人気が高く、さまざまなバリエーションの模型が発売されました。
視聴できる動画配信サービス
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルは、下記の動画配信サービスのうちアマゾンプライムビデオで配信があり、全編を視聴することができます。
ただ、見放題作品には含まれていないため、個別にレンタル購入をして視聴する必要があります。
動画配信サービス | 月額料金 | 無料期間 |
dアニメストア |
440円 | 31日間 |
アマゾンプライムビデオ |
500円 | 30日間 |
Hulu |
1,026円 | 14日間 |
U-NEXT |
2,189円 | 31日間 |
ビデオパス |
618円 | 30日間 |
続編・シリーズ作品
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルは、テレビアニメ「装甲騎兵ボトムズ」本編中のサブエピソードになります。時間軸的には、テレビアニメ最終話のクエント消滅から、コールドスリープに入るまでのお話です。
下記は総集編シリーズと機甲猟兵メロウリンク、ボトムズファインダーを除いて、すべてサブタイトルになります。
タイトル | 装甲騎兵ボトムズとの関連性 |
装甲騎兵ボトムズ | テレビアニメ本編 |
レッドショルダードキュメント 野望のルーツ | もっとも古い時間軸の前日談 |
ペールゼン・ファイルズ | 装甲騎兵ボトムズの前日談 |
ペールゼン・ファイルズ劇場版 | ペールゼン・ファイルズの総集編 |
ザ・ラストレッドショルダー | ウド編とクメン編の間にあたるエピソード |
赫奕たる異端 | 装甲騎兵ボトムズの続編 |
孤影再び | 赫奕たる異端の後日談 |
幻影篇 | 孤影再びの後日談 |
総集編シリーズ | 全6作の総集編シリーズ |
Case;IRVINE(ケース;アービン) | 別の地域での物語(スピンオフ) |
機甲猟兵メロウリンク | 別の地域での物語(スピンオフ) |
ボトムズファインダー | 設定のみを流用したオリジナル作品 |
当記事で紹介している作品や情報は、2023年9月時点のものです。動画配信サービスにおいては、現在は配信を終了している場合もあります。最新の配信状況は動画配信サービス各社のサイトでご確認ください。
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