FLAGは、2006年に放送されたテレビアニメ。装甲騎兵ボトムズの産みの親である高橋良輔さんによるロボットアニメ作品になります。
本作は主人公がロボットに乗って戦うという一般的なロボット作品とは違い、ロボットが登場する内戦を、カメラマン視点およびカメラファインダー越しの演出で描いた作風となっています。
あらすじ・内容解説
20XX年、アジアの小国で勃発した内戦は、国連軍の介入をもってしても拡大し、泥沼化していたが、戦地で偶然撮影された一枚の写真によって、和平への動きが一気に加速した。
それはフラッグの写真——敵同士であるはずの兵士が戦闘中に互いに協力して聖地に旗を掲げる姿——だった。フラッグは平和の象徴となった。しかし停戦まであと一歩のところで、妨害を謀る武装勢力過激派にフラッグは奪われてしまった。国連は極秘裏にフラッグを奪還すべく、SDC(Special Development Command)”シーダック”の投入を決め、さらにその活動の全てを記録するためカメラマンの帯同を命じた。
この任を依頼されたのは、白州冴子。彼女こそ、ことの発端であるフラッグの写真を撮った本人であった。最新の強化装甲服HAVWC(High Agility Versatile Weapon Carrier)”ハーヴィック”を装備し、容易な作戦と考えていた部隊は、予想もしない反撃に遭い、苦戦を強いられる。相手はただの武装勢力ではないのか?部隊に同行する白州のカメラは、戦いの底に隠された真実に迫っていく─。
引用:公式サイト
キャスト・スタッフ
キャスト
白州冴子:田中麗奈
赤城圭一:石塚運昇
クリス・エバーソルト:日高奈留美
ナディ・オロウカンディ:長嶝高士
ハカン・アクバル:佐藤ゆうこ
ラウェル・スーミン:浅川悠
一柳 信:川田紳司
ヤン・ニッカネン:乃村健次
クリスチャン・ベローキ:岩崎ひろし
他
スタッフ
総監督:高橋良輔
監督:寺田和男
シリーズ構成・脚本:野崎 透
キャラクターデザイン・総作画監督:竹内一義
ゲストキャラクターデザイン:渡辺裕二
メカニカルデザイン:宮武一貴
美術監督:鈴木俊輔
美術設定:伊井 蔵
色彩設定:久力志保
編集:瀬山武司
撮影監督:石原浩二
3Dディレクター:畑田裕之
音楽:池 頼広
音響監督:百瀬慶一
アニメーション制作:アンサー・スタジオ
製作:アニプレックス アンサー・スタジオ
登場ロボット
ハーヴィックみたいに車両形態に変形するの目指してるけどレゴ的にはくそムズそう pic.twitter.com/MPqhVVkfzY
— スコウ@メインカスメ、サブレゴ (@svk0v) March 27, 2016
HAVWC (High Agility Versatile Weapon Carrier)“ハーヴィック”
国連がアメリカと共同で開発を進めているヴァーサタイル(多目的)機動兵器。一種の強化装甲服で、銃弾に耐えられる防弾性と多様な火器を装備するプラット・フォームとしての性格を持っている。しかしその最大の特徴は多彩で膨大な戦場情報をリアルタイムで処理する事の出来る能力にある。この物語の時点で既に一部が実戦に投入されている。しかし、まだまだ高価な特殊兵器であり、特にSDCが運用しているのはその中でも最新の実験機。引用:公式サイト
FLAGではハーヴィックと呼ばれる人型機動兵器が登場します。話の主軸は戦争のため、ハーヴィックによるド派手な戦闘は少ないですが、車両形態に変形できるなど、ロボット・メカ好きなら気に入ること間違いなしです。
視聴できる動画配信サービス
FLAGは、下記の動画配信サービスのうちアマゾンプライムビデオで配信があり、全13話を視聴することができます。
見放題作品に含まれるため、追加料金は必要なく月額料金だけでOKです。無料期間もありますので、ぜひご利用ください。
動画配信サービス | 月額料金 | 無料期間 |
dアニメストア |
440円 | 31日間 |
アマゾンプライムビデオ |
500円 | 30日間 |
Hulu |
1,026円 | 14日間 |
U-NEXT |
2,189円 | 31日間 |
ビデオパス |
618円 | 30日間 |
続編・シリーズ作品
FLAGは、総集編として「FLAG 一千万のクフラの記録」があります。動画配信サービスでの配信はなく、製品版DVDやブルーレイで視聴することができます。
当記事で紹介している作品や情報は、2023年6月時点のものです。動画配信サービスにおいては、現在は配信を終了している場合もあります。最新の配信状況は動画配信サービス各社のサイトでご確認ください。
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