装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダーは、1985年夏にリリースされたサンライズ制作のova作品。
装甲騎兵ボトムズシリーズのサブエピソードとなっており、時間軸的にはウド編とクメン編の間(13話と14話の間)に入るお話になります。翌年の1986年には劇場公開もされました。
あらすじ・内容解説
ウドの街から脱出したキリコは、かつての戦友グレゴルーの誘いに応えて、バカラ・シティへやってきた。グレゴルーはバイマン、ムーザとともにレッドショルダー創設者であるヨラン・ペールゼンへの復讐を目論んでいたのだ。
ペールゼンとつながっているであろう秘密結社のもとにフィアナがいるかもしれない、そんな期待を胸にキリコは三人と行動をともにする。
その頃、デライダ高地地下の秘密結社アジトでは、パーフェクト・ソルジャー第二号、イプシロンが誕生していた。産まれたばかりの純粋無垢なイプシロンの心にも、激しい攻撃衝動が植え付けられていることに、フィアナは深い悲しみを覚える。ペールゼンが求めているのは単なる戦闘機械ではなく、完璧なる兵士だ。その野望が、キリコとイプシロンを対決させる運命にあることを、フィアナは知る。
引用:公式サイト
キャスト・スタッフ
キャスト
キリコ:郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
イプシロン:上 恭ノ介
ゴウト:富田耕生
バニラ:千葉 繁
ココナ:川浪葉子
キリイ:亀井三郎
ボロー:緒方賢一
アロン:野島昭生
グラン:二又一成
部隊長:丸山詠二
グレゴルー:小林清志
バイマン:塩沢兼人
ムーザ:中尾隆聖
ペールゼン:大塚周夫
スタッフ
キャラクターデザイン:塩山紀生
メカニカルデザイン:大河原邦男
脚本:吉川惣司
演出:加瀬充子
音楽:乾裕樹
登場ロボット
ATM-09-ST スコープドッグ/SCOPEDOG
メルキアが開発したギルガメス軍の正式主力ATで、百年戦争中、もっとも多く生産された機体である。降着機構、アームパンチ、グライディングホイールなどを装備し、高い汎用性を備えているためにさまざまな派生型が存在する。頭部の3つのレンズはそれぞれ標準ズーム、精密照準、広角となっており、パイロットにゴーグルを通して視覚情報が直接伝達される仕組みとなっている。
引用:公式サイト
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダーでは、アーマードトルーパー(以下AT)と呼ばれる人型機動兵器が登場します。実在する兵器を現実的な範囲で人型にしたデザインをしており、いわゆるスーパーロボット系にある謎のパワーで動いたり、動力の不明なレーザーやビームを使用しないロボットになります。
武装はミサイルやマシンガン、ライフルなどの実弾兵器が多く、リアリティ重視のバトルシーンが見どころです。
主人公のキリコが搭乗するATは、スコープドッグというボトムズシリーズの顔とも言うべき機体で、作中ではそのほかにも様々なATに乗り継ぎます。
作品としての評価はもちろん、ロボットとしても非常に人気が高く、さまざまなバリエーションの模型が発売されました。
視聴できる動画配信サービス
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダーは、下記の動画配信サービスのうちアマゾンプライムビデオで配信があり、全編を視聴することができます。
ただ、見放題作品には含まれていないため、個別にレンタル購入をして視聴する必要があります。
動画配信サービス | 月額料金 | 無料期間 |
dアニメストア |
440円 | 31日間 |
アマゾンプライムビデオ |
500円 | 30日間 |
Hulu |
1,026円 | 14日間 |
U-NEXT |
2,189円 | 31日間 |
ビデオパス |
618円 | 30日間 |
続編・シリーズ作品
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダーは、テレビアニメ「装甲騎兵ボトムズ」のウド編とクメン編の間(13話と14話の間)に入るお話になります。
なお、下記は総集編シリーズと機甲猟兵メロウリンク、ボトムズファインダーを除いて、すべてサブタイトルになります。
タイトル | 装甲騎兵ボトムズとの関連性 |
装甲騎兵ボトムズ | テレビアニメ本編 |
レッドショルダードキュメント 野望のルーツ | もっとも古い時間軸の前日談 |
ペールゼン・ファイルズ | 装甲騎兵ボトムズの前日談 |
ペールゼン・ファイルズ劇場版 | ペールゼン・ファイルズの総集編 |
ビッグバトル | 装甲騎兵ボトムズ最終話中のエピソード |
赫奕たる異端 | 装甲騎兵ボトムズの続編 |
孤影再び | 赫奕たる異端の後日談 |
幻影篇 | 孤影再びの後日談 |
総集編シリーズ | 全6作の総集編シリーズ |
Case;IRVINE(ケース;アービン) | 別の地域での物語(スピンオフ) |
機甲猟兵メロウリンク | 別の地域での物語(スピンオフ) |
ボトムズファインダー | 設定のみを流用したオリジナル作品 |
当記事で紹介している作品や情報は、2023年6月時点のものです。動画配信サービスにおいては、現在は配信を終了している場合もあります。最新の配信状況は動画配信サービス各社のサイトでご確認ください。
作品のレビューやコメント ぜひあなたの感想をお聞かせください!