マクロスFRONTIERは、2008年に放送されたテレビアニメ。マクロスシリーズのテレビアニメ第3作目となり、マクロスシリーズ生誕25周年記念作品でもあります。
本作でも三角関係によるラブコメ要素や歌の要素が強く、マクロスらしいロボットアニメに仕上がっています。また、ヴァルキリー同士の戦闘よりも意思の疎通ができない地球外生命体ヴァジュラとの戦闘シーンが多く、今までのマクロスシリーズにはない要素も見どころになっています。
あらすじ・内容解説
舞台は西暦2059年。かつて巨大な異星人との星間戦争で滅亡の危機に瀕した地球人類は、種の存続を主眼に置き、新天地を求めて銀河の各方面へと旅立っていった。数えて25番目となる超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」。そこでは、新・統合軍による戦闘艦と一体化した居住艦を中心に、1000万人以上が暮らしている。何ら地球上と変わらない環境が人工的に作り出された宇宙船は、銀河の中心付近を航行していた・・・。
そんな「フロンティア」船団に、近隣の「マクロス・ギャラクシー」船団出身のアイドル・シンガー「シェリル・ノーム」がコンサートのために来艦する。シェリルは銀河ネットワークのヒットチャートで常に上位にランクインする誇り高きトップ・アイドルである。
そんなシェリルにあこがれる少女がいた。その少女の名は「ランカ・リー」。ランカは中華レストランでアルバイトをする、ごく普通の女子高生。彼女の身寄りは、年のはなれた兄オズマ一人だけ。オズマは特殊な軍事部隊SMSでバルキリー部隊を率いる精鋭パイロットだった。だが、妹思いのオズマは自分が危険な戦闘機乗りであることを隠していた。ランカは念願だったシェリルのコンサート会場に急ぐ途中、パイロット養成コースの高校生「早乙女アルト」と出会う。学園生活の中でのありふれた偶然の出会い・・・。
と、そんな中、突如フロンティアは未知なる敵と遭遇。しかも敵は地球人でも異星人でもなく、未知の宇宙生物。次々とダメージを受ける新・統合部隊。それは新・統合軍のVF部隊をも脅かす強力な攻撃能力を持っていた。だが、宇宙生物は市民たちの居住エリアに侵入。事態の収拾に、オズマ率いるSMSのVF-25部隊が出動した。果たして宇宙生物の数は?能力は?目的は?
そして人類は何を選択するのか・・・?!
引用:公式サイト
キャスト・スタッフ
キャスト
早乙女アルト:中村悠一
ランカ・リー:中島愛
シェリル・ノーム:遠藤綾
ミハエル・ブラン:神谷浩史
ルカ・アンジェローニ:福山潤
松浦ナナセ:桑島法子
オズマ・リー:小西克幸
クラン・クラン:豊口めぐみ
ジェフリー・ワイルダー:大川透
キャサリン・グラス:小林沙苗
カナリア・ベルシュタイン:桑島法子
ボビー・マルゴ:三宅健太
モニカ・ラング:田中理恵
ミーナ・ローシャン:平野綾
ラム・ホア:福原香織
グレイス・オコナー:井上喜久子
ハワード・グラス:西村知道
レオン・三島:杉田智和
スタッフ
総監督:河森正治
監督:菊地康仁
シリーズ構成:吉野弘幸
キャラクターデザイン:江端里沙 / 高橋裕一
メカニックデザイン:石垣純哉 / 高倉武史
バルキリーデザイン:河森正治
メカニカルアート:天神英貴
音楽:菅野よう子
音響監督:三間雅文
音響効果:倉橋静男(サウンドボックス)
CGIディレクター:高橋将人/原田 丈/井野元英二
美術監督:吉原俊一郎
色彩設計:中山久美子
撮影監督:高橋なおみ
制作:サテライト
製作:ビックウエスト、マクロスF製作委員会、MBS
ED主題歌:「愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize-」ランカ・リー=中島愛、他多数
登場ロボット
2059年現在、新統合軍VF-171の後継機として開発が進められている新世代VF。
攻撃用兵装には機銃、ビーム砲、レーザー機銃、新型ガンポッドなどが見られるが、極秘開発機につき詳細は不明。〔ファイター形態時〕
全長:18.72m
全幅:15.50m(主翼展開時)
全高:4.03m(主脚含まず)〔バトロイド形態時〕
全高:15.59m(レーザー機銃含む)引用:公式サイト
マクロスFRONTIERでは、今までのシリーズ同様、バルキリーと呼ばれる可変戦闘機や、作品タイトルにもなっている可変ステルス攻撃宇宙空母マクロスが登場します。
バルキリーは戦闘スタイルに合わせて3つのタイプに変形でき、主な武装はミサイルやビーム、ライフルになります。
超高速機動による戦闘やミサイルの描写は非常に迫力があり、マクロスフロンティアの見どころの1つです。
管理人のレビュー
実は初めて視聴したマクロスシリーズだったんですが、面白いですね~。恋愛要素が多めのロボットアニメと言いますか。本作は学園のシーンもわりとありますので、本当にラブコメロボットアニメという感じです。
また、歌の要素も非常によく考えられて演出に組み込まれており、盛り上がるところでしっかりと盛り上がる曲を入れたりと、作品を色づけてくれています。そしてまた楽曲のクオリティが高い!イマイチな曲だとこれほど面白いと感じなかったでしょうね。
歌、三角関係、派手なロボットアクション、この3つがマクロスの良さを形作っている要素なのでしょう。とても面白いアニメ作品です。
視聴できる動画配信サービス
マクロスFRONTIERは、下記の動画配信サービスのうちdアニメストアやU-NEXTで配信があり、全25話を視聴することができます。
見放題作品に含まれるため、追加料金は必要なく月額料金だけでOKです。無料期間もありますので、ぜひご利用ください。
動画配信サービス | 月額料金 | 無料期間 |
dアニメストア |
440円 | 31日間 |
アマゾンプライムビデオ |
500円 | 30日間 |
Hulu |
1,026円 | 14日間 |
U-NEXT |
2,189円 | 31日間 |
ビデオパス |
618円 | 30日間 |
続編・シリーズ作品
マクロスFRONTIERは本作がテレビアニメ版になります。テレビアニメ版の続編はありませんが、再構成した総集編映画作品として、『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』と『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』があります。
また、劇場版の後日談となる映画作品『マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!』などもあります。



当記事で紹介している作品や情報は、2023年12月時点のものです。動画配信サービスにおいては、現在は配信を終了している場合もあります。最新の配信状況は動画配信サービス各社のサイトでご確認ください。
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